初夏の石神井川で調査をしよう!
代表の岡田です!
去る6月8日(日曜)は記念すべき、令和7年度「ねりまジュニアレンジャー」本格始動の日。
この日は早速、石神井川を拠点とする自然・環境コミュニティとして、区内で川に降りられる箇所のうち3か所で水質と流量と生物の調査を行いました!
調査をしたのは南田中団地、茜歩道橋、上石神井団地の3か所です。
生物調査では前日トラップをしかけていた事もあり、比較的大きなアブラハヤを見つけることができたほか、川を泳ぐアオダイショウを捕まえ、実際に手に触れる機会がありました。
また底生生物はバットに集め、ピンセットでよく観察し、種類を特定していきました。
流量調査は河川の断面の計測と流速の測定をしっかりと行う本格的なもので、上石神井団地から南田中団地の3kmの間に流量がおよそ3倍増えている事を確認しました。
三宝寺池の湧き水は枯れてしまってもう何年もたちますが、地下水そのものが枯れているわけではなく、石神井付近の湧き水の多さを実感することができました。
水質調査はCOD、窒素、リンを測定。
雨が降った影響もあって普段より少し高めの数値でしたが、それでもCODは1~4と十分にきれいな川である事を確認しました。ただ、窒素については一部で環境基準をこえる場所があり、下水の影響が残っている事がわかりました。
今回の調査でわかった事は後日しっかりとまとめて、遊遊スクールなどで参加者にジュニアレンジャーのメンバーから発表する予定です!
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