遠足で目黒の自然教育園へ!
代表の岡田です。
去る6月22日(日)、ねりまジュニアレンジャーは練馬区を飛び出して目黒の自然教育園へ遠足をしました。
自然教育園は元々宮内庁の御料地だったところで、長年開発の手が入らず、武蔵野台地の本来の自然の姿を知ることができる貴重な場所です。現在は国立科学博物館の附属施設となっており、ホームページからはここをフィールドにした興味深い研究論文を読むこともできます。
メンバーには既に貸与していたルーペのほか、双眼鏡と図鑑を新たに貸与。森ではオオタカが営巣中ということもあり、鳥類は逃げてしまったのかほとんど見ることができませんでしたがオサムシ類の幼虫やタマムシ、トンボ数種類など、普段練馬区内ではあまり見られない昆虫をたくさん観察することができました。
双眼鏡をのぞくジュニアレンジャーのメンバー
カミキリムシ類
タマムシ
岡田からはメンバーに自然教育園の森を見ながら、潜在植生、植生遷移、表土、生態系と頂点種のお話をしました。生態系のお話以外は小学校ではまだ習っていないため難しい内容でしたがカシとスダジイの巨樹や、自然の競争に敗れ倒れてしまった松の大木をみんな驚いた様子で眺めていたように思います。
スダジイの大木
倒れた松の大木(おろちの松)
また木に潜んでいた立派なヤモリにはみんな大興奮でした。
とは言え、保護された自然である自然教育園の生き物は原則捕まえる事ができず、やはりみんな本当は捕まえたい気持ちを抑えていたようです。
このレベルの自然と言わずとも、より都市と自然が共生している未来が来ることを信じて、ねりまジュニアレンジャーは今後も調査と勉強を頑張ります!
またお昼のジュニアレンジャーの会議でTシャツのデザインが決定しました。早ければ次回にはお披露目予定です。こうご期待!
※写真:スタッフ撮影および保護者の皆様ご提供
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