練馬城址公園予定地でバイオネスト作りと昆虫調査を行いました!
代表の岡田です。去る7月25日ねりまジュニアレンジャーは昨年につづき、としまえん跡地である練馬城址公園のまだ開園していないエリアで生き物調査とバイオネスト作りを行いました。
このイベントはこれから公園がつくられる南側の予定地において、
- 練馬城址公園の未開園地の昆虫の生息状況を知る
- 練馬区の子供達が昆虫との触れ合う機会を創出する
- 練馬区の子供達が練馬城址公園の自然環境の保全に参加する
という目的で企画し、
- 生息している昆虫を調べ、その結果を東京都とねりまジュニアレンジャーが発信することにより、地域の人々の練馬城址公園の自然への関心を高める。
- バイオネストを作り昆虫の幼虫の生育場を整備することで、練馬に残る自然を保護し生物を保全する。
- 子供たちが公園づくりに関わることで地域との懸け橋となり、地域住民の公園づくりへの参加を促し、地域に愛される公園としていく
という効果を期待して実施したものです。
※昨年の様子
ジュニアレンジャーを引率するのはスタッフのほか東京都の谷本さん、練馬城址公園センター長の玉置さん、春日小おやじの会の小西さん。様々な方々のご協力により今年も無事に開催できました。
17時に集合し、まずは練馬城の崖下の森へ。
ここは斜面が急だったこともあり、森の最終段階に生えてくるシイノキがそびえる照葉樹林。雑木林とは異なり、ナナフシがひそみ、ハグロトンボが舞う静かな薄暗い森でした。
続いてまだ明るいクヌギやコナラの雑木林へ。ところどころにスズメバチもいて、注意しながら調査をしました。明るい時間の雑木林はハナムグリやカナブンが樹液に密集していました。人の手が入った公園ではなかなかみることができない大群でした!
雑木林の次は練馬城の草原へ。ここは開園後は花壇が整備される予定ですが、今は葛などのツタが繁茂し、足に引っかからないよう注意しないといけません。
草原ではショウリョウバッタやトノサマバッタなどのバッタ類、アキアカネなどのトンボ、オオカマキリなどをたくさん確認することができました。
明るい時間の林と草原を調査したあとは、日が暮れる前にバイオネスト作りを実施。相談した結果、開園後も林が残る予定のエリアに今年は作ることにしました。
バイオネストは枯れ枝や倒木を円形にくみ、その中央に落ち葉を集めるたい肥置き場の一つで、カブトムシの幼虫のような落ち葉を食べる生き物だけでなく、クワガタムシやカミキリムシの幼虫のようなくち木(腐った木)を食べる生き物のすみかになります。特に公園では倒木は危ないので撤去されることが多く、くち木を食べる生き物のためにバイオネストを作ることは大きな意味があります。
みんなで力を合わせて枯れ木や枝を運んできて囲いを作り、中に落ち葉を敷き詰めジュニアレンジャーで踏み固め作業。昨年同様立派なバイオネストが完成しました!
バイオネストが完成する頃には日が暮れ雑木林の様子は一変。昼はあれだけいたハナムグリやカナブンの姿がなく、カブトムシとクワガタムシの世界でした。クワガタムシはノコギリクワガタやコクワガタなどがいましたが、この林はカブトムシがさかえている印象でした。
またカミキリムシや羽化をひかえたセミの幼虫もたくさん見ることができました。
みんな普段はみることができない、「しばらく人の手が入っていない森の姿」に興味津々。とても貴重な体験をすることができました。
これからもバイオネストとそこで育つカブトムシやクワガタムシの事を思いながら、練馬城址公園が開園してもここがたくさんの生き物がすむゆたかな自然になるよう、みんなで見守っていきたいと思います。
なお、調査結果は8月のミーティングでまとめたあと、12月の成果発表会で川の調査結果などとともに発表する予定です。ねりまジュニアレンジャーはこれからも、身近な自然をまもり、体験し、まなんでいきます!
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