石神井図書館連携企画「石神井わくわく探検隊」開催報告!
代表の岡田です!
去る7月6日(日)、石神井図書館との連携企画「石神井わくわく探検隊」を開催しました。
これは普段の川遊び活動とは異なる石神井図書館の本を活用した企画で、川での生き物探しを約1時間体験したあと捕まえた生き物を図書館にある図鑑を使って調べ、身近な環境について考え、最後に図書館の環境関連の本を紹介するという流れでした。
初の試みでしたが、このイベントの為に代表の岡田は何度か図書館に通って子供の自然科学系の書棚にどんな本があるのか読んだりしたのですが、自分が小さかった頃に比べて身近な自然や生物多様性を紹介する本が増えている印象で面白かったです。
一方で、アフリカや北米の大自然を紹介する本の比率が減ったような気も。「いきもの地球紀行」や「どうぶつ奇想天外」が無い今、もっと世界の大自然を紹介する場もジュニアレンジャーを通して作ってもいいのかなと思ったりしました。
また岡田が子供の頃に比べて格段にレイチェルカーソンと南方熊楠の本が増えている事に感動。特に学生の頃憧れていた南方熊楠なんて昔は変人扱いで、読みやすい本と言えば水木しげるが描いた「猫楠」というマンガくらいだったのですがここ10年20年で再評価された事を実感しました。
レクチャーではそういった本をしっかり紹介しましたが同定作業はやはり難しく、アブラハヤをメダカやモツゴだと思った子が多かったようです。そこで種の同定の仕方やその生き物の生活環境についてしっかり解説し、石神井川の今のおかれている状況についてみんなで考えました。
また図書館さんからのお声がかかればぜひ開催したいです!
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